リフォームを考え始めると、多くの方が一度は「ショールームに行くべきか」と悩まれます。
カタログやインターネットで情報は集められるものの、「実際に見ないと後悔するかも」という不安と、「行っても時間の無駄にならないか」という心配が交錯するのではないでしょうか。
長年リフォームのご相談に携わる中で、ショールーム見学をきっかけに理想の住まいを実現されたお客様がいる一方で、「行かなければよかった」と後悔される方がいるのも事実です。
この記事では、その決定的な違いはどこにあるのか、そして、あなたにとってショールーム見学が本当に必要かを見極めるためのポイントを、専門家の視点から分かりやすく解説します。
【この記事の結論】ショールーム見学で後悔しないための3つの鉄則
ショールーム見学を成功させる鍵は「目的意識」と「事前準備」です。訪問前に以下の3点を押さえることで、後悔を防ぎ、有意義な時間にできます。
- 鉄則1:訪問目的と優先順位を決める
「キッチンの収納を確認する」など具体的な目的を決めましょう。デザイン、機能性、価格など、家族と話し合って譲れない点の優先順位をつけておくと、情報に惑わされません。 - 鉄則2:自宅の現状を「見える化」しておく
具体的な相談のために、リフォームしたい場所の「寸法(幅・奥行き・高さ)」を測り、「写真」を撮っておきましょう。図面があれば理想的です。現状が伝わるだけで、アドバイスの質が格段に上がります。 - 鉄則3:聞きたいことの「質問リスト」を用意する
「この素材は掃除しやすい?」「この機能は本当に必要?」など、疑問点をリストアップしておきましょう。聞き忘れを防ぎ、専門家から的確な情報を引き出せます。

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ショールーム見学で後悔…よくある失敗パターンとは?
ショールームは、最新の住宅設備に触れられる魅力的な空間です。
しかし、その一方で、訪問したことを後悔してしまうケースも少なくありません。
まずは、多くの方が陥りがちな失敗パターンを知ることで、同じ轍を踏まないようにしましょう。
1. 「何となく」訪問してしまい、見るべきものが分からなかった
最も多い失敗が、「リフォームを考え始めたから、とりあえず行ってみよう」という動機での訪問です。
目的が曖昧なままショールームに行くと、多種多様な展示品を前に「何を見ればいいのか」「どこから手をつければいいのか」と混乱してしまいます。
結果として、ただ漠然と眺めて時間が過ぎてしまい、「綺麗だったね」という感想だけで、具体的な収穫がないまま帰宅することになりがちです。
貴重な時間を浪費し、「行っても意味がなかった」という後悔につながる典型的なパターンです。
2. 事前準備が不足し、具体的な相談ができなかった
ショールームには専門知識を持ったアドバイザーがいますが、お客様の情報がなければ的確な提案はできません。
例えば、キッチンのリフォームを検討しているのに、自宅のキッチンの寸法や間取り図がなければ、どの製品が設置可能かさえ判断がつきません。
「図面をお持ちいただくだけで、ご提案の質が格段に上がります」と、多くのお客様にお伝えしています。
準備不足のまま訪問すると、アドバイザーから一般的な説明を受けるだけで終わってしまい、「また準備して来なければ…」と二度手間になってしまいます。
3. 理想ばかりが膨らみ、予算とのギャップに落胆した
ショールームに展示されている製品の多くは、魅力的なオプションを多数搭載したハイグレードなモデルです。
最新の機能や洗練されたデザインに心惹かれ、「こんなキッチンにしたい」「あんなお風呂がいいな」と夢が膨らむのは当然のことです。
しかし、あらかじめ大まかな予算を決めておかないと、いざ見積もりを取った際に、理想と現実の金額のギャップに愕然とすることになります。
結果として、計画そのものを見直さなければならなくなったり、大幅なグレードダウンに落胆してしまったりと、後悔の原因になりかねません。
4. アドバイザーにうまく要望を伝えられなかった
「今の住まいのどこに不満があるのか」「リフォームで何を解決したいのか」が自分の中で整理できていないと、アドバイザーにうまく要望を伝えることができません。
例えば、「使いやすいキッチンにしたい」という要望だけでは、アドバイザーも「収納を増やしたいのか」「動線を改善したいのか」「掃除のしやすさを求めているのか」を判断できず、ありきたりな提案しかできません。
結果、有益な情報を引き出せず、「あまり参考にならなかった」と感じてしまいます。

「行かない」も賢い選択?ショールームに行くべき人・行かなくてもよい人
ショールーム見学は、すべての人にとって必須というわけではありません。
ご自身の状況やリフォームの段階によっては、「行かない」という選択が時間や労力の節約につながることもあります。
ここでは、どのような人がショールーム見学に向いているのか、その判断基準を解説します。
ショールーム見学を「おすすめする人」の3つの特徴
① リフォームのイメージが具体的でない人
「リフォームしたいけど、どんな風にしたいか全くイメージが湧かない」という方は、ぜひショールームに足を運んでみてください。
様々なデザインやレイアウトの実例を見ることで、自分の好みや理想の暮らしを具体化するヒントが得られます。
思いがけないアイデアに出会えることも、ショールームの大きな魅力です。
② 色や素材の質感を重視する人
カタログやウェブサイトの写真では、色味や素材の質感、光沢感などを正確に把握するのは困難です。
特に、キッチンカウンターの質感や、浴室の床材の触り心地、壁パネルの色合いなどは、実物を見て、触れてみないと分からない部分です。
こうした「感覚的」な部分を大切にしたい方にとって、ショールームは後悔しないための重要な確認の場となります。
③ 最新の機能や使い勝手を体感したい人
「最新の食洗機の洗浄力は?」「タッチレス水栓の反応は?」「引き出し収納はスムーズに動く?」など、設備の機能性や操作性を重視する方は、ショールームでの実体験が欠かせません。
実際に機器を操作したり、浴槽に入ってみたりすることで、カタログのスペック表だけでは分からないリアルな使い心地を確認できます。
「行かない」選択肢が向いている人の3つの特徴
① リフォームの目的や希望商品が明確に決まっている人
「このメーカーのこの製品を入れたい」と、リフォームの目的や希望商品が具体的に決まっている場合は、必ずしもショールームに行く必要はありません。
リフォーム会社との打ち合わせの中で、カタログやサンプル材を取り寄せてもらうことで、最終確認は可能です。
② 情報収集が得意で、Webやカタログで十分判断できる人
日頃から情報収集に慣れており、インターネット上のレビューや詳細なスペック比較、カタログの読み込みなどで、自分に必要な情報を取捨選択できる方も、「行かない」選択が可能です。
ただし、サイズ感の誤認には注意が必要です。図面上の数値だけでなく、実際の空間でどの程度の大きさになるかをイメージする力も求められます。
③ 時間的な制約が大きい人
仕事や育児などで忙しく、ショールームに行く時間を確保するのが難しい場合も、無理に行く必要はありません。
後述するオンラインショールームを活用したり、リフォーム会社の担当者と密に連携を取ったりすることで、情報収集は十分に可能です。
【コラム】オンラインショールームという新しい選択肢
最近では、自宅にいながらパソコンやスマートフォンを通じて、アドバイザーに相談できる「オンラインショールーム」サービスを提供するメーカーが増えています。
遠方にお住まいの方や、忙しくてショールームに行く時間が取れない方でも、気軽に専門家のアドバイスを受けることができます。
画面越しに製品を見ながら説明を聞いたり、質問したりできるため、情報収集の手段として非常に有効です。移動時間や手間をかけずに、リフォーム計画の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

行ってよかった!ショールーム見学のメリットを最大化する準備術
ショールーム見学を有意義なものにするためには、事前の準備が何よりも重要です。
「行ってよかった」と心から思えるように、見学前の4つのステップを確認しておきましょう。
ステップ1:見学の「目的」と「優先順位」を決める
まずは、「何のためにショールームに行くのか」という目的を明確にしましょう。
「今回はキッチンの収納力を重点的に確認する」「お風呂の床材の感触を各メーカーで比較する」など、具体的なテーマを設定します。
また、家族でリフォームについて話し合い、「デザイン性」「機能性」「掃除のしやすさ」「価格」など、何を優先したいのか順位をつけておくと、当日多くの情報に惑わされずに済みます。
ステップ2:自宅の現状を「見える化」する
具体的な相談をするために、リフォームしたい場所の現状を把握し、客観的に伝えられるように準備します。
- 寸法を測る:
リフォームしたい場所の間口(幅)、奥行き、天井の高さをメジャーで測り、メモしておきましょう。窓やドア、柱の位置なども書き込んでおくと、より正確なプランニングが可能になります。 - 写真を撮る:
スマートフォンなどで、リフォームしたい場所の全体像や、コンセントの位置、収納の中など、気になる箇所を複数枚撮影しておきましょう。 写真を見せることで、アドバイザーも現状をイメージしやすくなります。
ステップ3:質問リストを作成し、予約時に共有する
日頃感じている不満や、リフォームに関する疑問点を事前にリストアップしておきましょう。
「この汚れは落ちやすい素材ですか?」「この機能は本当に必要ですか?」など、具体的な質問を用意することで、聞き漏らしを防げます。
また、ショールームを予約する際に、この質問リストや見たい製品を伝えておくと、当日スムーズに案内してもらえる可能性が高まります。 これは、私たちアドバイザーにとっても、お客様のご要望に沿った準備ができるため、非常にありがたい一手間です。
ステップ4:持ち物チェックリスト
当日に慌てないよう、持ち物をリストで確認しておきましょう。
| 持ち物 | 目的・用途 |
|---|---|
| 【必須】 | |
| 図面・間取り図(寸法のメモ) | 設置可能な製品の確認、具体的なプラン相談のため |
| メジャー | 展示品のサイズ確認、自宅との比較のため |
| 筆記用具 | アドバイザーの説明や気づきをメモするため |
| スマートフォン(カメラ) | 気になった製品やコーディネートの記録、自宅写真の提示 |
| 【あると便利】 | |
| 理想のイメージ写真・切り抜き | 好みのテイストを視覚的に伝えるため |
| マスキングテープ | 床に貼り、実際のサイズ感をシミュレーションするため |
当日見るべきはここ!リフォームのプロが教えるチェックポイント

いよいよショールーム当日。
限られた時間の中で効率よく、かつ後悔のないように確認すべきポイントを、場所別にご紹介します。
カタログを見るだけでは分からない「五感」を使ったチェックを心がけましょう。
キッチンで確認すべき5つのポイント
キッチンは毎日使う場所だからこそ、デザイン性だけでなく「使い勝手」の確認が重要です。実際にキッチンに立って、調理から片付けまでの一連の動作をシミュレーションしてみましょう。
1. ワークトップの高さ
実際にカウンターの前に立ち、包丁を使う、洗い物をするといった姿勢をとってみましょう。一般的に「身長÷2+5cm」が目安と言われますが、スリッパを履くかなどでも変わります。腰に負担がかからないか、自然な姿勢で作業できるかを確認します。
2. 収納の使い勝手
引き出しや扉はすべて開閉してみてください。 スムーズに動くか、奥の物まで取り出しやすいか、手持ちの鍋や調理器具が収まりそうか、収納量をチェックします。
3. 動線(ワークトライアングル)
シンク・コンロ・冷蔵庫(を置く想定の場所)を結ぶ三角形「ワークトライアングル」を意識し、数歩移動してみてください。 動きがスムーズか、通路幅は狭くないか(一人作業なら80cm〜、二人ですれ違うなら120cm〜が目安)を体感します。
4. 素材の質感と清掃性
ワークトップやシンク、壁パネルなどを実際に触って、質感を確かめます。アドバイザーに「この素材のメリット・デメリットは?」「油汚れは拭き取りやすいですか?」など、清掃性について具体的に質問しましょう。
5. コンセントの位置と数
ミキサーやコーヒーメーカーなど、使いたい家電をどこに置くかイメージし、コンセントの位置や数が適切かを確認します。
浴室で確認すべき5つのポイント
浴室は一日の疲れを癒すリラックス空間であると同時に、滑りやすさなど安全面への配慮も不可欠です。靴を脱いで、よりリアルな感覚で確認しましょう。
1. 浴槽のサイズとまたぎやすさ
可能であれば、実際に浴槽に入ってみましょう。足を伸ばせるか、肩まで浸かれる深さか、といったサイズ感を確認します。また、浴槽の縁の高さ(またぎやすさ)は、特にご高齢の方や小さなお子様がいるご家庭では重要な安全チェックポイントです。
2. 床材の質感
靴を脱いで、床の感触を確かめます。冬場のヒヤッとしにくさ、濡れた状態での滑りにくさ、クッション性などをチェックしましょう。
3. 壁材のデザインと清掃性
照明の下で壁パネルの色や柄がどう見えるかを確認します。ショールームは照明が明るいため、自宅に設置した際の印象と異なる場合があります。 また、水垢がつきにくいか、目地の掃除はしやすいかなども確認しましょう。
4. シャワーヘッドの高さや水圧
シャワーフックにかけた状態で、自分の使いやすい高さに調整できるか、手に持った時の重さやグリップ感を確認します。水圧を体験できるコーナーがあれば、ぜひ試してみましょう。
5. ドアの種類と開閉スペース
開き戸か引き戸か、ドアの種類によって必要なスペースや使い勝手が変わります。実際に開閉してみて、動作の軽さや、脱衣所側でのスペースの圧迫感がないかを確認します。
洗面化粧台・トイレで確認すべきポイント
洗面化粧台やトイレは、コンパクトな空間ながらも毎日使う重要な設備です。収納力や清掃性を中心にチェックしましょう。
洗面化粧台
ミラーキャビネットの収納量、引き出しの整理のしやすさを確認します。また、洗面ボウルの深さや広さも重要です。顔を洗う動作をしてみて、水はねが気にならないか、ボウルの脇に小物を置くスペースはあるかなどをチェックします。
トイレ
便器のフチの形状や素材を確認し、掃除がしやすいかをチェックします。また、実際に座ってみて、座り心地や便座の幅、足元のスペースに圧迫感がないかを確認することも大切です。
よくある質問(FAQ)
ショールーム見学に関して、お客様からよくいただく質問にお答えします。
Q: ショールーム見学は予約なしでも大丈夫ですか?
A: 自由に見学できる場合も多いですが、特に土日祝日は混雑が予想されます。 アドバイザーにじっくり相談したい場合は、事前の予約が断然おすすめです。 予約することで、待つことなくスムーズに案内してもらえ、より深い相談が可能になります。
Q: 見学にかかる時間はどれくらいですか?
A: 見たい設備や相談内容によりますが、1〜2時間程度を見ておいてください。キッチンと浴室など複数見る場合は、2〜3時間確保しておくと安心です。時間に余裕を持つことで、焦らずじっくり確認できます。
Q: 小さな子供を連れて行っても大丈夫ですか?
A: 多くのショールームにはキッズスペースが設けられていますが、事前に確認しておくと安心です。 お子様が退屈しないよう、お気に入りのおもちゃなどを持参するのも一つの方法です。ご家族皆様で、楽しみながら見学してください。
Q: ショールームに行ったら、しつこく営業されませんか?
A: ショールームの主な目的は、製品を実際に見て体感していただくことです。 無理な営業をすることはありませんので、ご安心ください。あくまで情報収集の場として、気軽にご利用いただけます。
Q: 何回くらいショールームに行くのが一般的ですか?
A: 一度で決める方もいれば、情報収集の段階と、リフォーム会社が決まってから仕様を最終決定する段階で、複数回訪れる方もいます。 納得いくまで何度でも見学することをおすすめします。見るたびに新たな発見があるかもしれません。
まとめ
ショールーム見学で後悔するかしないかの決定的な違いは、訪問前の「目的意識」と「準備」にあります。
なんとなく訪問するのではなく、「自分はショールームに行くべきか?」をまず見極めること。そして、もし行くのであれば、この記事でご紹介した準備術とチェックポイントを参考に、具体的な目的を持って臨むことが、見学を成功させる鍵となります。
カタログだけでは分からない住宅設備の進化や、素材の持つ本当の魅力を、ぜひご自身の五感で確かめてみてください。
タカラスタンダードのショールームでは、長年の経験を持つアドバイザーが、お客様一人ひとりの悩みに寄り添い、最適なリフォームプランをご提案します。
ホーローならではの清掃性や耐久性、最新の住宅設備の使い心地を、ぜひ実際に見て、触れて、体感してください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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